香りと記憶をめぐる対話_セッション終えてからのアイテム作りへ
- viscum Okamoto

- 7月26日
- 読了時間: 3分
更新日:7月27日

先日のセッション Veins in the Margin_Dialogue Session は、40代後半のデザイナーの方でした。
お時間頂きありがとうございます。 香りや、その時の記憶。そして、そのつながりから生まれるエピソードを語っていただきました。
アイデアを形にする仕事をされている方は、どのような着想を持ち合わせているのか。
そこにはいつも興味深い発見があります。
構えずに。
ただ雑談から会話が始まる。
*植物のこと。 心地よい香りのこと。
今回は、あえてテーマから切り出さず、何かを設定することもなく。
「家とか。
新築の匂いって、いいですよね。」
「でも、あれは何の匂いなんでしょう。木の柱の匂いなんですかね。」
「やっぱりヒノキとか、好きかな。」
そんな何気ない会話から始まりました。
結局、やっぱり好きなのは、
木の香り。
そして、コーヒーの香り。 若い時は、 香りってハードル高いので あれなんでしたっけ キムタクの? その時、 私もど忘れしてしまい あれあれという感じでしたが、
確か、ギャツビー *これは私的には意外でもありましたが 大衆的な認知でいうと
その時代を象徴する香りなんだと思います。
そして話は、
香りは”儀式”にもつながる、
という話へ。
冠婚葬祭。
特に葬儀のときの香りが、とても印象深いと話してくださいました。
人生の節目や別れには、いつも香りが静かに漂っています。
いわゆるフレグランスとして楽しむ香りとは、
まったく異なる存在です。
どちらかと言えば、
あまり印象として残ってほしくない記憶なのかもしれません。
それでも、人生における大切な節目であることに変わりはありません。
始まりがあって、
終わりがある。
私たちは日々を何気なく生きています。
会話ができる。
会える。
笑える。
怒ることもできる。
好きになることも、嫌いになることもある。
そして、
「今」という時間は、
こうしている間にも刻々と過ぎていきます。
ある意味で香りとは、
大切な時間を思い出すための「しるし」なのかもしれません。
誰かを想う時間。
何かを大切にする時間。
そうした時間が、香りとともに静かに刻まれていく。
その方の、また違った一面を垣間見た瞬間でした。
最後に、最近観た映画のお話もしてくださいました。
その作品にも死生観が描かれていて、 そこから香りを連想されたそうです。
その映画は、
セッションが終了し
香りを連想。

私の中でのセッションが始まる。
樹木メイン。
そしてこの時期の暑さから
今に繋がる何かを思い出しながら調合。
出来上がりも良く
アイテム化することにしました。
NO.30_樹木と木陰

Fragrance distilled water: Cherry Tree Tincture : Japanese red pine
Green tea, Hinoki
Siam wood,
Larch,
Rosewood,
Engelmann Spruce,
Peppermint


