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季節を感じながら何気なく散歩した。
人が行き交う場所ごとに景観のごとく作られた自然が存在する。
歩き出す足は、硬いところと、柔らかいところと。
確かに色々と存在したはずだ、、、
そう昔はあったはず、、、
雨上がりの大地は固まりもせず流されていく。
均等化され、わずかな微生物の声も聞こえない。
にこやかに木々や草花はこちらを見て微笑む。
何も語らずに、ただ微笑んでくれる。
そして一枚の葉をひらい、
そっとポケットに忍び込ませた。何か暖かいものを感じる。
帰ってからもこの感触を確かめたいと。。。ふと思った。
時間と共に記憶は薄れる。
時間と共に、どうでもよくなることがある。
そう思うと
かなり”自然”でいいって思った。
人ってそんなもんだろうって。
今日も木々は笑う。
明日も草花は笑う。
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